2006ジロ・デ・イタリア 第21ステージ

ミラノ周回に入ったところで感動的な場面が…クイックステップのブラマーティが単独で前に出て観客に手を振っています。それに対し、観客が応え集団の中からも拍手が巻き起こっています。引退する彼にとっては最後のジロ…良いシーンです。
最後のステージを制したのはフェルスター。ベッティーニ4位、ポイント賞を手中にして思わず手を挙げるところがベッティーニらしい(微笑)。
マリアローザバッソ。総合2位はグティエレス、3位はシモーニ
マリアチクラミーノ(ポイント賞ジャージ)はベッティーニ、マリアヴェルデ(山岳賞ジャージ)はガラーテということでクイックステップがダブルでジャージ獲得。
マリアブル(複合賞ジャージ)はサヴォルデッリ
最終ステージでバッソシモーニに色々とあったようですが…どちらも悪くないと思うし、逆にお互い大人の対応ができなかったのかと残念に思います。歩み寄ることは無いだろうけど、フォイクトやブラマーティの件が示すようにそういう種の一面を持つスポーツである訳で…今後まだ戦うシーンはあるでしょうから気持ち良い戦いを観せて欲しいです!
全体的に見ればバッソの圧勝だったわけですが、新しい世代の力を見ることができたし、見応えありましたね。ウルリッヒのタイムトライアル優勝もありましたし…ジロに参加しなかった選手も含めツール・ド・フランスには期待がもてます。ランス・アームストロングがいないツール・ド・フランスがどう展開するのか…予想が難しいです。さぁ、あと1ヶ月…私も選手同様体調を整えます(笑)。